日本のロックンロールバンド「ブルーハーツ」が結成40周年を迎えたらしい。
とはいっても1995年に解散しているので、現役のバンドではない。
メンバーであり、ボーカルであり、自分の神様でもある「甲本ヒロト」様はギターの「真島昌利」様と一緒にハイロウズを経て、今現在もクロマニョンズとして活躍中である。
今回、40周年を迎えるにあたってデビュー当時からメンバーを撮影していた写真家「有賀幹夫」氏が個展を開くのと、オリジナルグッズを販売するらしい。
両方ともに興味はあるが、体調的にも金銭的にも厳しいため諦めた。
自分がブルーハーツを知ったのは世間よりも少し遅い「トレイン・トレイン」が発表されてからだ。
メジャーデビューして3枚目なので少し遅い。(レナウンのCMで流れていた「人にやさしく」、「キスしてほしい」は知っていたけどブルハは知らんかった)
まあ、正確にはドラマ「ハイスクール落書き」見てからなんだけどね。
ドラマの中身も面白いかったけど、OPのトレイン・トレインが最高だ。
トレイン・トレインが聞きたくてアルバムを手に入れる。
そしてハマっていくわけだが、いったいどうしてここまで甲本ヒロトという男が好きになったのか?
理由は一杯あるわけだが、その中の一つに「パンク・ロック」という歌がある。(1st アルバム)
僕、パンク・ロックが好きなんだ
本当に心から好きだ。
基本的に、ROCKは不良の物である、という認識が当時の自分にあったので、この歌詞が不思議でしょうがなかった。
このパンクロックなる物はなんだろうか?よくわからんが激しくぶっ壊れそうな音楽=不良。
そんな不良が自分の事を「僕」と言うだろうか?
甲本ヒロトはどんな人間なのか?と、興味が沸き、今に至るわけだ。
色んなインタビューを読み、どんどん傾倒していく。
ROCKだけでなく、ブルース、特撮、漫画、アニメ、映画、彼の好きな物が自分の中にあったROCKの不良のイメージを良い意味で壊していく。
バンドの方向性を決める話をする時に、特撮ドラマ「バッテンロボ丸」を観ていて真剣にならないヒロトに解散すると出て行ったマーシーに謝るために作った曲が名曲「リンダ・リンダ」というエピソードが好き。(ロボット8ちゃん だったかも)
その後、ROCK という音楽に傾倒していき、この時聞いた「パンクロック」という音楽ジャンルに、やがてドはまりしていくのだが、その辺の話をしていくと朝までかかりそうなのでここでは割愛。
今も聞き続けている「ロックンロール」という音楽はこの時に聴いた「トレイン・トレイン」が始まりなのだろう。
中学1年の時に聞いた時から37年。
その時に乗った電車はいまだ止まらず、である。
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