2月もそろそろ終わるかと思われる頃、大きな病気を言い渡された。
「大腸がん ステージ3」
それが自分の病気らしい。
正直、実感がわかないが無意識に出た言葉は
「いつまで生きれますか?」だった。
医者は少し笑いながら「まだその段階ではないね」と言った。
とりあえず転移はしていなそう(今の段階では)なので、抗がん剤の治療をしてから手術をするのがベストらしいので素直に医者の言うことを聞くことにする。
つい、2年前に他界した父親の事を思い出す。
父もガンを患い、抗がん剤治療を経験していた。
その時の闘病生活を目のあたりにしていたため、不安が少しよぎった。
先生が、髪の毛が抜けたりするほどの強い薬ではない、と言う。
少し安心はしたけど自分には効くのだろうか?
資料を片手に先生が言うには パチスロ北斗の拳の青オーラでの連チャン率 65%で効くらしい。
「25%は効かないのですか?」
「35%ですね」
などど先生は冷静だ。意外と頼もしい。
もっとも、患者が病気になって慌てている医者など見たくはない。
まあ、他に方法は思いつくはずはなく、抗がん剤治療を選ぶことになった。
今は 大村競艇場(長崎)の1年通して1号艇が1着を取る確率 65%に賭けてみようと思う。
それしか方法はないのだから。
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