闘病開始

2月も終わりに近づいた頃、抗がん剤の治療が始まった。

ガンを宣告されてから2週間ほど経った頃である。

その期間にこの病気について色々しらべみると色々な見解が出てきた。

抗がん剤治療反対の人もいれば、抗がん剤は速攻性があるという人もいる。

正直、正解は今でもわからない。

一番不安な事は、抗がん剤はガンだけでなく、良い細胞も殺すということだ。

俗に言う副作用というやつだ。 

軽い検査を終え、問診が終わりいよいよ薬の投与の開始だ。

自分でもわからない位緊張していたのだろうか、薬の説明に来た薬剤師のお姉さんが

大丈夫ですか? と、心配そうに声をかけてくれた。

正直な話、お姉さんを抱きたくなっちゃった 不安はあるけどここまで来て引く訳にはいかない。

幸い、2時間ほどで何の変化も無く、薬の投与を終えた。

気分は軽い。

後遺症なんて特には感じることなく終えた事に気分は最高であった。

この後すぐに後遺症を感じることになると思わず痛い目にあうことになるのだが、この時考えていたことは薬剤師のお姉さんのことであった。

とりあえず後遺症による精力減退は無いようである。

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